自分好みの大きさで作れる手作りケージ
我が家も以前は市販のケージを使っていました。
でも、トイレやベッドを設置すると、ちょっと狭いな・・・と思っていたんです。
いや、狭くてベッドが置けずに、クッションだけでした。
↑こちらが以前使っていた市販のケージ。近所のホームセンターで、購入したものです。
ネットで同じくらいのを探してみました。
↓大体このくらいの値段だったかな?と思います。
価格:8,680円 |
どう見ても、ちょっと狭いでしょ?
この狭いほうの幅が約40cmでした。
まだ体が小さいこてつでも、横になって体を伸ばせないくらいのスペース。
あまり家を空ける事がない我が家ですが、たまに朝から晩まで留守にすることもあります。
長時間となると、少しでも広い方がこてつも快適に過ごせるし、こちらとしてはお留守番させてる事への罪悪感も多少なりとも軽くなるのでは?と。
なので大きなケージをネットや店頭で見てみましたが、大きくなると比例してお値段も・・・。
これって自分で作れないかな、と調べてみました。
するといろいろな手法でケージを作っている様子を紹介するブログやページを見つけました。
木材を使ったお洒落で手の込んだものから、100均で購入できる材料で作ったモノまで。
100均のネットを結束バンドでつなぎ合わせ、好きな大きさ、好きな形にできるというのが気に入って、ネットの情報を参考に実際作ってみる事にしました。
↓参考なるのでこちらも見てみて!
"100均のワイヤーネットで、豪華「猫用ケージ」が作れちゃう!?|ねこのきもちWEB MAGAZINE (benesse.ne.jp) 百均(ダイソー)の材料での簡単二階建て猫ハウス(ケージ)の作り方 | ゆるらく生活手帖 (yururakuseikatu.com)
出来上がりのイメージとこだわりたい部分を具体的に考えてみる
100均材料で作ると決めたら、具体的な大きさや、扉の位置、居住スペースの配置をイメージしてみます。
あと清潔に使用できるように、掃除のしやすさやケージ自体を移動式にするかなども、この時点で感が手置くと良いですよ。
作っていく過程で、いろいろアイデアが出てきて変更するのも良いですが、大まかな形を最初にイメージするのは大切だと思います。
ケージ作りで私がこだわった5つの事
1.居住スペースをもとのケージの2倍にする。
2.隅ずみまで掃除できるように、扉は大きく開けられるようにする。
3.水拭きできるように、フロアマット貼りにする。
4.ケージの上に飛び乗る事もあるので、上に乗っても大丈夫な強度にする。
5.キャスターを付けて、部屋の掃除の時に移動しやすくする。
イメージができてくると、実際組み立てる時に何が必要か、どういう手順で組み立てるのが良いかが、なんとなく見えてくると思います。
材料を無駄にしないために、確実に必要なものから材料を揃えるようにしましょう。
多めに買って余ったりしたら、それってよほどのことがない限り、ただのゴミになってしまうので。
サイズ感と形がイメージ出来たら、さぁ100均へGo!
参考になるWEBページをいくつも見て回って、具体的にサイズや形をイメージ出来たら材料を買いに100均へ。
車で5分の所にダイソーがあるので、無駄を出さないように確実に必要なものだけをこまめに買いに行こうと決め、まず外枠に必要なワイヤーネットと結束バンドを買うことに。
近くに置いてあったワイヤーネット用の連結ジョイントも購入。
こちらは40cm×62cmのワイヤーネット。
我が家はこのサイズのワイヤネットを使って作ることにしました。
1辺に同じネットを4枚。
上の写真は二枚ずつを結合したところ。
強度を増すためふたマスずつ重ねて結束バンドでつなげ、これで一辺分です。
↑これと同じものをあと3つ作ると、外わく分がそろいます。
これだけでネット16枚使用。1枚200×16=3,200円
結束バンド 40本入り 100円
連結ジョイント 12個入り 100円
ダイソーの店舗にもよりますが、ネットも大きい物から小さいものまで、様々なサイズがありました。
私は考えやすいように、単純な四角い形にしましたが、変則的なちょっと凝った形でも組み合わせによってはつくれそうです。
創造的センスのある方は、そういう楽しみ方も出来ますね。
ちなみに楽天でもワイヤーネットは購入できます。
同じサイズは見つかりませんでしたが、縦に2倍の大きさ。
やっぱりかなりお高いですね。ダイソーさまさまです。
価格:4,054円 |
扉側から見て、奥から手前へ作業する
最初はサイズ感を確認しながらの作業で、時間をかけて慎重に進めました。
が、ある程度形になってくると、作業にも慣れてどんどんスピードアップです。
外枠2辺を結合後、中の居住スペース、2階部分の取り付け。
3階とのバランスも考えて、高さを調節します。
フロアー部分は同じサイズのワイヤーネットでは隙間ができたので、新たに40cm×40cmサイズのワイヤーネットを導入。2枚並べるとぴったりおさまりました。
強度を増すために4本の突っ張り棒を土台に使用。
その上に2枚のワイヤーネットを固定し、ジョイントマットをしきつめます。
強度確認、こてつに乗ってもらいました。
飛び乗ってもビクともしません。これで強度はOKです。
ジョイントマットはサイズを合わせて簡単にカットできるので、使い勝手抜群です。
3階部分も同じようにフロアを作ります。
作業しやすいようにその都度外側のパーツも徐々に取り付けました。
だんだん形になってきました。
この頃になると、早く完成させたくてさらにスピードアップです。
だってどんどん大きくなる新しいケージと、使用中のケージがリビングの真ん中に置いてあると、なんとも部屋が狭くて・・・。
早く新しいケージにお引越しさせて、部屋をスッキリさせたーい!!という気持ちを原動力に頑張りました。
底の部分になる板にキャスターをつけて、移動も楽々
上部がある程度カタチになったら、土台に固定します。
キャスターを付ける場合は、先に土台に取り付けておきます。
土台の板には、OSBという木片を固めた板材を使用。
最初は一枚板をいくつか見て回りましたが、大きいだけに値段も高く、もともとフロアマットを敷くつもりだったので、一番安いこちらを採用。
元のサイズは忘れましたが、ホームセンター内で1カット50円のサービスを利用して82cmの正方形に切ってもらいました。
キャスターは100均で探してみましたが、小さい物しかなかったので、板材と一緒にホームセンターで購入。
OSB板材 1,980円
カット代 50円×2=100円
双輪キャスター ストッパー付き 328円×4=1,312円
楽天でも購入できます。
価格:1,880円 |
価格:304円 |
土台に本体を固定しよう
さぁ、いよいよ完成まじか。
キャスターを付けた土台に、本体を固定します。
土台に穴をあけ、結束バンドで固定しました。
一辺につき、4~5か所の固定で強度もアップしたと思います。
居住スペースをフロアマットで快適に
1階部分はフロアマットのみ。
2階、3階部分は100均のジョイントマットの上にフロアマットを敷きました。
フロアマットはホームセンターに行けば、沢山の種類があって好みのものを選ぶことが出来ます。
汚れが目立つように、木目調の白っぽい物を選びました。
1階部分のみ、めくれないようにホチキスで固定しました。
完成まであと少し! 天井を取り付けよう
2階、3階部分と同じように突っ張り棒で強度を出して、天井を取り付けました。
天井のワイヤーネットは、2、3階のフロア部分のと同じサイズ、40cm×40cmを4枚使用。
扉は、当初前面大きく開くようにするつもりでしたが、強度が弱くなるため半分だけ開く形に変更しました。
扉のロックと、給水機を取り付けて完成!
扉のロックを、どうやってつけるか100均やホームセンターを見て回りながら、いろいろ考えました。
高さは116cm。上下と真ん中、全部で3つ取り付ける事に。
固定には本体の組み立てに使った結束バンドよりも小さい結束バンドを使いました。
締付打掛 278円×3個=834円
結束バンド(小)100円(何本入りか不明)
給水機はもともと使っていたものをそのまま利用することに。
取り付けるため、ワイヤーネットを一部切り取る必要がありました。
一か所だけ切り取れば、問題なく取り付けられました。
これで完成です!!
初めてにしては良くできたと思います。(自画自賛)
完成直後の様子。
広々~。倍の広さになりました。
現在はトイレが上から猫トイレになってます。
価格:2,680円 |
最後に 材料費はいくらかかった?
100均で購入したものと、そうでないものがあります。
記録が残っているものを、ざっと計算してみました。
ネット16枚使用。1枚200×16=3,200円
結束バンド 40本入り 100円
連結ジョイント 12個入り 100円
ジョイントマット9枚入り 400円
突っ張り棒 12本×100円
OSB板材 1,980円
カット代 50円×2=100円
双輪キャスター ストッパー付き 328円×4=1,312円
締付打掛 278円×3個=834円
結束バンド(小)100円(何本入りか不明)
合計 9,326円
フロアマットの値段が不明ですが、多分2,000円もしなかったと思います。
なので税込みでも1万2~3,000円だと思います。
このサイズのケージを市販で購入するともっと高いと思うので、満足してます。
そして、後々拡張することも出来るので、またその時は経過を記録に残しておこうと思います。
最後まで見て下さって、ありがとうございます。
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